15周年記念!2017年3月から1年をかけて、"旅するバンド"ザッハトルテが
日本のどこかの旅先でレコーディングした曲を、毎月1曲シングルリリース!
 MARCH
『空を飛ぶ夢』
(2017.3.24)
 APRIL
『高貴な人形』
(2017.4.21)
 MAY
『開幕』
(2017.5.19)
 JUNE
『砂漠のメルヴィア』
(2017.6.23)
 JULY
『ポリプロピレンのジョーロ』
(2017.7.21)
 AUGUST
『古い月』
(2017.8.25)
 SEPTEMBER
『天国の火曜日は、ごみの日ではない』(2017.9.22)
 OCTOBER

 NOVEMBER
『ハクヤチユウム』
(2017.11.24)
 DECEMBER
『Quenelle noire』
(2017.12.22)
 JANUARY
『レイハンと昔話』
(2018.1.26)
 FEBRUARY
『春を告ぐ』
(2018.2.23)

【8月】『古い月』 8月25日(金)リリース
 ▼ダウンロード配信▼ 

 ▼ストリーミングサービス▼ 

*各配信サイトによって発売日がズレる場合があります。


作曲:都丸智栄 ゲスト:坂野志麻(ピアノ 木琴 鉄琴) 2017.6.9【高知市文化プラザかるぽーと】にて録音。
撮影協力:ひろめ市場

≪作曲者コメント≫ -都丸智栄(Accordion)-
 色々タイトルを考えたのですが、前作〈お茶の間トリップ〉収録『新しい太陽』の対の曲にしたいなあと思い、【古い月】に決定しました。 『新しい太陽』は、イントロ4拍子→本編A,B,Cメロ5拍子→間奏6拍子→ラストサビ5拍子みたいに作ったのですが、 【古い月】ではイントロAメロ,4拍子→Bメロ7拍子→Cメロサビ9拍子→間奏4拍子?みたいに作ってます。 リズムをかぶらせないことで、対の感じを頑張って出してます。 でありながら、 終わり方を若干似せるという演出もしております。
 最近曲を作る上でこういうとこに気をつけておる訳です。 曲調は一言ズバリ、哀愁!
 今回は高知でレコーディングということもあり、ザッハトルテで大変お世話になっていて、かつ個人活動でもセッションライブをご一緒してきた《坂野志麻》さんをゲストにお招きしました。 普段はアコーディオンで活躍している志麻さんですが、 今回はマリンバ(元木琴部という噂を聞きつけ)、グロッケン、ピアノで参加していただきました。 『新しい太陽』のスティールパン(演奏はめめちゃん)の対は何かと考えた時、志麻さんのマリンバが思い浮かびました。そして、レコーディングをしてみて予想通りピッタリ! 中低音が集中してしまうザッハトルテサウンドの中で、音域を変えて上手く叩いていただいてます。 2コーラス目、Aメロのチェロもグッときます。良い感じです。 サビのピアノのアルペジオも泣けるんですよ、、。 ぜひ聴いてください。
  長くなりましたが、 今作も会心の出来であると信じています。 たくさんの方に聴いていただいて感想いただきたいです。 よろしくお願いします。












近日、重大発表が!?

 実録!#06『高知の旅満喫とホールレコーディング』
 ザッハトルテ高知県でのレコーディングは非常に楽しかったのです。
前日も、
ラジオ生出演(ヨース毛絶好調、志麻さんと一緒に)→
ひろめ市場にて写真撮影(鰹の藁焼きとか見ちゃいました) →
散策(ニワトリを祀る神社発見) →
ラジオ収録(ウエッコが荒ぶる) →
はりまや橋にて写真撮影(イイの撮れたかも!高知ライブのフライヤー写真候補) →
テレビ収録(We love Kouchi!!) →
みさきカフェにて演奏(可愛いお店でした。ご飯も美味)
高知を満喫。
 当日もREC前に高知新聞の取材を受けさせていただきました。 さて、上手いこといったのか(笑 結構熱く語ったつもりではいます。

 カルポート小ホールは何度もコンサートでお世話になっている会場。 200人収容出来るスペースをレコーディングのためだけに貸していただきました。何とも贅沢。 そして、やはり音の響きが素晴らしいんですね。贅沢×2。
セッティングがすでにすんでいたため、ミーティングからスタート。聞こえにくくならないようにかぶらない音域を探したり、強弱について意見交わしたり、作曲者都丸から注文が飛ぶ時間となりました。
 まずはアコーディオン、ギター、チェロ、マリンバ編成からスタート。練習の甲斐あって、2テイクくらいで終了。 そして、今回も大元となるテイクは一発録り。 ありのままが出ちゃう恐ろしい録音方法ですし、一音大ミスしたら終了なのでスリル半端ないですが、 グルーヴもライブみたいにドカンと出るので非常に好き。
次は重ね作業。
ヨース毛がチェロのピチカートとアドリブ →
ウエッコがギターアドリブとライトハンド奏法 →
都丸がアコーディオンアドリブ →
ゲスト志麻さんがマリンバアドリブ、グロッケンメロ、ピアノ伴奏
壮大な曲なので重ねが多く、とにかく大変でした(笑 作曲者が主に監督するので集中力を使い、なかなかに疲れました。

 休憩を申し出て、一服。 で、帰ってくると面白い風景が!(笑
広いホールの真ん中にあぐらをかき座る5、6人の男女。 何とホールの床をグーで叩いているではないか? 何だこれ!ww どこかの少数部族の儀式なのか?(笑
唖然としていると、 太鼓をどうしても入れたいという都丸オーダーを汲んでのヨース毛の秘策なのでした。 最初はバウロンという片面太鼓を入れて録音するはずだったのですが、 高知移動日が大雨で運搬できず、、、 有難やです。 サビの9拍子に唸り響くカルポート小ホールの床の音(笑 しかし、これがハマり、かなり良い感じ。 音源を聴き直してもスパイスになっていてたまらん。 (ヨース毛、ウエッコ、志麻さん、ふーみん、カルポート吉田さん、小山さん、どうもありがとう!) 全ての重ね作業も終わり、REC終了。

 今回はちょっと時間かかり、 4時間コースとなりました。 打ち上げがしたいねという話になり、〈バッフォーネ〉というお店へ。 で、せっかくなので投げ銭ライブも開催。 録りたてホヤホヤ曲を演奏したり、突如現れた小さいワンコに曲を聴いてもらったり、 ウエッコが弾き語り 超絶美味いジェノベーゼをいただきながら飲んだり。最高でした。
 10日のメフィストフェレス、 11日のzeroも大盛況。 高知ツアーとレコーディングは楽しかった思い出しかありませんね。
 よきよき。


≪文・都丸智栄≫
ザッハトルテ (ZAHATORTE) are 都丸智栄(Accordion) ,ウエッコ(Guitar) ,ヨース毛(Cello)
・Recording & Mix:小村宗晃 ≪Studio Principal≫ ・Photo & Jacket:コヤママサシ 
・Logo/Web Design & Illustration:早川じょうじ ・Web Design & Slideshow:ヨース毛 
発売:office ZAHA